立教大学の留学生向けにキャリア講義を実施しました。
10月22日、立教大学および同大学大学院に在籍する留学生向けに『日本における留学生の就職の現状と対策』というテーマで弊社代表の中村が90分の講義を行いました。
前半は日本の就職活動の全容にふれ、留学生の就職を阻む5つの壁とその越え方、同じ学校に通っていても学部生と院生とでは取り組み方が異なること、自分の人生を豊かにすることがキャリアの目標だから日本で働くのが自身の幸せにつながるのかどうかをまず検討することなどを伝えました。
後半では、今年度就職活動を終えた先輩留学生3名にご参加いただき、パネルディスカッションを行いました。
● SPI対策がうまくできず、面接のチャンスを逃してしまった。
● 日本語がとにかく不安で、毎日3時間くらいESの指導を先輩や友人にしてもらった。
● 内定獲得後、その回答を保留しすぎて期限切れとなり、改めて就活をしなければならなくなった。
など、リアルな失敗談に加えて、キャリアセンターを積極的に活用することで、情報収集を早く、効率的に行うことができ、結果的に就活全体を有利に進めることができるなどのアドバイスがたくさん得られました。
印象的だったのは、3名とも受かるために策を講じるのではなく、本音で語って採用してくれるところを地道に見つけようとしていた点です。手頃なテクニック論に陥りがちな留学生が多い中、自分らしさを貫いて内定を獲得する姿に感銘を受けました。